ココロのままに

わたしと彼とカレの不思議な恋愛の記録日記です♡日常の徒然や彼との事、そしてカレとの事。恋愛してないと生きてる気がしないわたしの毎日です。

よそ行き顔で

昨日もバンドの集まりがあり全員でライブに行ってきた


トナリに座ってたものの

みんなと一緒だからよそ行き顔


演奏の音が大きいから耳元で大きな声で話してたけど

カレの近くに居るのに遠かった


彼も一緒だった

これは誤送信以来公認のよーになっているから何の不自然さも無くなり

彼も開き直って隠さなくなった


バイバイとカレに手を振ったけど気付いてもらえず

わたしはまだ杖をついて歩いてるから雨の中歩くのに必死


またしばらくは会えない日が続くのかな


わたしにはもぅ車がないからお迎えにも行ってあげられず

会う事も難しくなった様な気がする


こーして少しずつまた淋しさが湧いてくる

仕事休んで家に居て

身体がまだ痛くて動けない

だから一日中ベットで色んな事を考えてしまぅ


得意のネガティブな思いがぐるぐるする

でも口には出せない

重くならないよーに

なるべくイヤな話はしたくない


そー言えばカレの前の前の彼女が言っていた

言いたい事があってもたまにしか会えないからそんな話をしてモメたくないから言えないと


何の話だったのかは忘れた


なーんかその気持ちわかる気がする

カレはハッキリと線引きをしている

踏み込まないし踏み込めない

そして何より家庭が大切なのがわかる

本音を言えない何かがある

きっとカレも本音は言わない人


だからきっとカレは彼女たちとあまりイイ別れ方をしてないのだと思う


本音でぶつかり合える恋愛じゃない

楽しい事を一緒に楽しもうというスタンス

めんどくさいことは嫌いで避けたい派


わたしは彼が居るから大丈夫だけど

カレだけなら発狂してそぅ


長い目で.....

ムリをせずに

これからもカレと今しかできない楽しい事を一緒に楽しみたい


あまり深く考えない事が習慣になった

カレの気持ちはわたしにはとてもわかりにくい


だけどひとつだけ確信してるのは

わたしにはカレが必要


カレはどーだかわからないけど(;д;)


だからわたしは今日もツィッターのような一方通行のLINEを送る


返事なんて期待していない

伝えたい事を今すぐに伝えたいだけ


再来週はバンドの忘年会

またその時も2人はよそ行き顔で.....




もーこの年になるとお互い性格なんて変われないってわかっているから

なんとかバランスを崩さずにずーっとこのまま付き合っていければいいな

涙のサプライズ


ライブは予定通りに開催する事になった


わたしが仕事をお休みして自宅療養中なのでお仕事の帰りに毎日カレも電話をくれる


お家に着くまでのほんの少しの時間

それでも毎日声を聞ける事は幸せ


初めの頃

電話で喋る事なんてある?と彼はわたしに言った

ある!ある!毎日いっぱぃある!とわたしは答えた


ほーら、見てごらーん

毎日話す事なんてたーくさんあるでしょ^ ^


そしてライブ本番

杖をついてなんとか歩ける程度のわたし

リハの時も胸の骨に響いて声が出せない

マイクの音量を上げてもらって

痛い胸を押さえてならなんとか歌えるかも


もー今さら後にも引けないしやるしかない

次の日動けなくなったとしてもライブさえ乗り越えられたらそれでいいと腹を括った


1ステージ目は客席で見学

彼とカレを交互に見つめて耳を傾けていた

でももぅ涙が溢れた

そこに自分が居ない悔しさや淋しさ

みんながわたしの居ない分をサポートしてくれている気持ちにまたさらに胸にこみ上げてきた


そして2ステージ目

ステージに上がるわたしを痛々しそうな目でお客さんたちは見ていた


初めの2曲が終わりわたしのバースデータイム

大好きな曲「The Rose」を歌った

囁くような声しか出なかった

事故してからその瞬間までの事や

色んな事が頭に浮かんだ

息子の顔、彼の顔、カレの顔、友だちの顔が次々浮かぶ

この歌の歌詞の意味を噛み締めながら歌って目の前のお客さんたちの顔を見てると

また胸がいっぱぃになって涙声になってしまった

そしたら涙が止まらなくなって

事故以来初めて わたしは生きていてよかったって心から思えた


そしてメンバーからのサプライズに号泣

わたしの聞いていた予定とは全然違って

わたしのいちばん好きな曲をメンバー全員が順番に歌ってくれた

まわりの人がひくくらいの号泣と嗚咽っぷり


今でもその動画を見たら涙が出る

みんなの気持ちがうれしくて

仲間たちから愛されてるって感じられた

この仲間たちサイコーって思った


お客さんたちのいつもとは違う顔に戸惑ったけどそれはわたしにガンバレ!って顔だった

声援や応援にも泣けた


いつものライブとは違うライブにしてしまって申し訳なかったけれど

わたしは一生このbirthdayライブを忘れない


カレはいつもどーり淡々としていたけど

彼はわたしのローズの時に涙を堪えるのに必死だったと後で聞いた


そしてカレはカレで大変で

お義兄さんの告別式の後、ご親戚やご家族の非難轟々の中ライブに駆けつけたから

それもあってかなーんかわたしに八つ当たり!!

ま、冗談でだけどきっつい言葉をわたしに浴びせやがった


しゃーなぃ、許したろ( ̄ε ̄#)


こーしてなんとか無事にライブを終えて最低限の役目も果たせてホッとした

終わったら身体は動かなくてかなり悪化


もちろんその後2日間は寝たきりでした

でもやれるだけの事したから悔いはなし‼️

生きてる不思議

大事件発生

1日、わたしは彼とのデーツの帰りに交通事故を起こしてしまった

ほんの一瞬の不注意でハンドルをとられて車線の左側の壁にあたり

そしてハンドルがきかなくて車が止まらず反対車線につっこみ壁に激突してやっと車が止まった

パニックになり過呼吸になりながらも

彼に即電話して来てもらった

通りすがりの親切な人が警察と救急車を呼んでくれてわたしは固定され4人がかりで外に出されたらしい


車は大破で廃車

わたしは奇跡的に全身打撲と肋骨にヒビ

肋軟骨骨折と損傷

外傷なし

内臓も大丈夫で命拾いした

大破した車は2年前に亡くなったわたしの親代わりの人に買ってもらった大切な大切な車だった

名前をつけて大切にして本当に宝物のような車だった

それを失った事が苦しくて悲しくて辛くてたまらなかった


それから2日間

助からなければよかったのにと泣き続けていた

わたしは半ば狂っていた

身体中の痛みと自己嫌悪と

歩く事さえ出来ない辛さと


そう伝えたらカレはわたしに最低だと言った


わたしは最低

乗り越えられない困難にぶつかる度に消えたいと思ってしまう

誰の記憶からも消えたいと願ってしまう

心が弱過ぎるって自覚している

生きていることが不思議だった

どーして生かされているのか

神様はわたしの何を試しているのか

何もわからなくて考える事にも疲れ果てていた



そしてその6日後にはわたしの誕生日ライブが決まっていた

開催できるのかどーかもわからなかった


そして事故の3日後がわたしの誕生日だった

春から誕生日は一緒に過ごしてほしいとカレと約束していた

カレは休みを取ってくれていた


事故をする前は何をして過ごそうかと楽しみに相談してたのにわたしは歩く事さえままならなかった


カレは当日わたしの家に来てくれた

そしてプレゼントをくれた

それは見た瞬間に大爆笑のニット帽だった

わたしは帽子が大好きでいつもかぶってるけどこんなジャンルあるー?というよーな不思議な帽子だった


でもそれをわたしの為にわざわざ買いに行ってくれた事にわたしは感動して

そして素直に嬉しかった


食事がつくれないからカレが買いに行ってくれると言う

ケーキを買って来ようかって聞いてくれた

その気持ちだけで充分だったからいらないって言った


家に戻って来たカレが言った

今電話があってお義兄さんが亡くなったと


すぐに帰って!って言ったけど

お家には今日は仕事へ行くとウソをついてわたしの所へ来てくれたから帰るのはおかしいから大丈夫と言った

何にも言葉をかけてあけられない自分.....

大丈夫と言うカレ.....


どーしていいかわからなかった


ソファに並んで座って引っ付いていた

カレの頭を撫でていたけど

カレの気持ちを思うと

なんだかいたたまれなくなって

カレが帰らなければならない時間までイチャイチャしよーと言った


ベットへ行って長いキスをした

残念ながらわたしはまだ身体が動かないから抱きしめあってチューしてるだけで.....と思っていたのに

カレはカレで考えていたらしく

え?こんな身体なのにやる気かーぃ!と思ってたらしい


意思疎通なしー!!と2人で笑った

今度から心の声はちゃんと言おうねと約束


時間になってカレは帰って行った

大丈夫かなって心配だった

自分が大事故した後だけに余計に心配


そんな色んな気持ちをLINEして

大好きー♡と伝えた


家に帰る寸前にお返事

相変わらずの長文にビックリしたと一言


へ?それだけ?

なぜに?!と思いつつも

これからカレはタイヘンだと思ってそこは突っ込まなかったおりこーさんのわたし( ̄+ー ̄)



でもそー思うと初めの頃とはすっかり変わってしまった

カレからラブリーな言葉は一切消えた


こんな人なんだと自分にまた言い聞かせる

わたしの誕生日に約束どーり会いに来てくれた事に感謝しなくてゎ!


会えなかったらきっと一日中凹んでたと思う


あとはカレのお通夜や告別式の段取りと

わたしの身体の回復加減と

その2つによってライブがどーなるかわからないままだった